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  「ハンセン病市民学会;第4回総会交流集会in東京」の開催を前ににて、幾つかの提議をしたい!                  

 投稿者:  滝尾 英二メール  投稿日:2008年 4月30日(水)07時58分13秒
  通報 編集済
 

「ハンセン病市民学会;第4回総会交流集会in東京」が、2008年5月10日(土)~11日(日)に開催される。

 その呼びかけ文によると、下記のようになっている。
<ハンセン病問題に関心を寄せる人々が年に一度集まり、「交流」「検証」「提言」をする会です。ハンセン病問題の今とこれからの課題をともに考えてゆきませんか?
第4回の主なテーマは、療養所の将来構想と入所者が地域で共生するためのハンセン病問題基本法です。また、リニューアルした国立ハンセン病資料館は、ハンセン病の歴史を正確に伝えているでしょうか? 一度見学してみませんか?>

 私は、ハンセン病市民学会;第4回総会交流集会の会員ではない。しかし、「~市民学会」には親しい知人・友人がいて、第4回総会交流集会in東京が成功するよう活動している。私もハンセン病問題を研究し、いささかなりとも、その問題解決のための運動に加わってきた。この集会が有意義なものとなり、盛会なものになるよう祈念している。


 しかし、上記の呼びかけ文を読んでも、首を傾げる内容が多々ある。例えば、「主なテーマは、療養所の将来構想と入所者が地域で共生するためのハンセン病問題基本法」どという。しかし、療養所の入所者が地域で共生するための諸取り組みをどのようにしているのか、寡聞にして分からない。地域との共生を志向するのなら、当然、「後期高齢者医療制度」の問題や「介護保険制度」のことが検討され、論議されてしかるべきであろう。「共生」の対象となる地域の高齢者は、心身の障害を多々持っており、多額な金額の医療保険や介護保険が年金から天引きされ、また、満足な医療保障や、介護サービスを受けられず、さらに介護サービスの支給限度額や利用料が課せられ、窓口負担も増加の一途をたどっているからである。


 また、リニューアルした国立ハンセン病資料館の展示内容がハンセン病の歴史を正確に伝えていないことは、リニューアルされた昨年(2007年)の4月1日から分かっていたし、私は、昨年の4月16日にこの展示の問題点を国立ハンセン病資料館の関係者に「抗議と問題点」を告げている。その後の同年5月12~13日に、群馬県の草津でハンセン病市民学会;第3回総会交流集会が行なわれたが、一向にこの展示内容についての改善する「提案」もなされなかった。

 ハンセン病市民学会の藤野豊事務局長が、「リニューアル後のハンセン病資料館をはじめて訪れたのは、二〇〇七年六月二日である」という(『ハンセン病市民学会・年報2007年』の211ページ、「時報・ハンセン病問題における『まきかえし』より」。そして、はじめて「隔離下の患者の苦悩が展示されるが、だれがこうした苦悩を強いたのか、主語がない」ことなどを知り、驚いたという。

 驚いたのは、草津でハンセン病市民学会;第3回総会交流集会が5月12~13日にありながら、その時には、4月1日にはリニューアルされていたハンセン病資料館の展示内容を市民学会の藤野豊事務局長は見ていないし、5月12~13日のハンセン病市民学会;第3回総会交流集会でなんら「提案」していないことである。これは、怠慢の謗りを受けても仕方がなかろう。


 さらに言えば、国立ハンセン病資料館は、国立療養所多磨全生園と同一敷地内にあり、ハンセン病市民学会の共同代表の神美知宏全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局長は、この同一敷地内に事務所があり、この4月1日にはリニューアルされていたハンセン病資料館の展示内容を見ているはずである。藤野豊氏のいう<‥‥「まきかえし」の牙城である>国立ハンセン病資料館の展示内容の問題が、未だに展示のやりなおしの「提案」がなされていないのは、なぜなのだろうか。そう思いながら、ハンセン病市民学会;第4回総会交流集会を前に、幾つかの問題を私の書くホームページの掲示板に掲載して、問題提議したいと思う。


 第一に、療養所の将来構想と入所者が地域で共生するためのハンセン病問題基本法として取り組まれているか、どうか。つまり、ハンセン病問題を、療養所入所者を経済的隔離主義による視点から捉えており、「療養所福祉」が優先され、「地域で共生するため」といいながら、地域の人たちの福祉・医療の問題は「手段」化されてはいないか、という問題から、提議したいと思う。


 第二は、ハンセン病市民学会は、ハンセン病問題との関係で天皇制の問題をどう考えて、また「検証」「提言」をしているか、という問題である。具体的には、①滝尾がブログで取り上げ、また季刊誌『飛礫』55号=2007年夏(7月発行)で書いた「天皇制とハンセン病~『プリンセス・マサコ』出版中止問題から考えること」(同誌の6~16ページ所収)にみられ、また、田中等さんが『リプレーザ』4号=2007年11月発行で、「天皇制と市民主義の折り合い」として、<『プリンセス・マサコ』の翻訳本の出版中止に端を発する問題にハンセン病問題が思わぬところで繋がりをもっている>ことを書いている。ところが、ハンセン病市民学会はこの問題を黙視している。

 ②さらに、本年4月16日の厚生労働省から出された「平成19年度ハンセン病問題対策協議会における確認事項」として、<「ハンセン病を正しく理解する週間」の時期の移行及び内容などについて、厚生労働省から具体案を統一交渉団に提示して協議し、今年度中に結論を得られるよう努める。>とある。したがって、本年度もまた、「ハンセン病を正しく理解する週間」の時期は、1931年以来つづいている皇太后節子の誕生日である6月の一週間となる。これは、「絶対隔離政策」を承認したことにはならないか。ハンセン病市民学会は、この問題に関する「提言」をしないのか。

 藤野豊氏の天皇制とハンセン病の歴史認識の問題点に関しては、2005年10月発行の季刊誌『飛礫』48号に、「藤野豊氏の『ハンセン病問題』に関する認識と行動への疑問~<ハンセン病問題と天皇制(三)>(『飛礫47』の記述と<富山シンポジューム>の問題)を書いているので、参照されたい。


 第三は、①癩予防協会~籐楓協会~ハンセン病福祉協会の歴史、②全国ハンセン病患者協議会(「全患協」)~全国ハンセン病療養所入所者協議会(「全療協」)の歴史、③ハンセン病国賠訴訟弁護団~小鹿島・楽生院訴訟弁護団の歴史の事実に基づく批判・検討の必要性である。これらの団体の評価すべきところは、適切に評価しながら、批判すべきところは、客観的に批判すべきだと思う。同時に、「ハンセン病問題に関する検証会議」の最終報告書も同様に、検討対象にしなくてはならない。感情的に評価をしたり、批判することは、ともに慎まなければならない。そのことに関しては、私も季刊誌『飛礫』誌上などで、これまで書いてきたし、自家本でも書いてきた。

 以上、三点については遂次、このホームページの掲示板に連載したいと思う。ご意見・ご批判などお聞きしたいとおもっている。

                     ‘08年4月30日(水曜日) 午前7時50分

                  人権図書館・広島青丘文庫  主宰 滝尾英二

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