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 「凧のうた」  境 登志朗                  (滝尾)                        

 投稿者:  滝尾 英二メール  投稿日:2008年 8月25日(月)09時02分11秒
  通報 編集済
  「凧のうた」  境 登志朗  (らい詩人集団発行『らい』第25号 1980年2月発刊)

  <凧 凧あがれ
   天まで上がれ>

 凧は
 天まで上るのが生きがいなのか
 上がらねばならぬさだめだからか
 つねに背を天に向け
 昇ろうとするのか
 凧よ

 凧は
 晴れた日の風が好きなんだ
 うすい胸で
 北風をすくい上げ すくいあげては
 前進し上昇するので
 上昇した長さだけの自由があり
 行動半径がひろがる
 凧の世界

 凧は
 一刻たりと大空を漫歩することさえ
 ゆるされる時間はない
 地上からつきささるシグナルを
 機敏に受けとめ
 全身をふるわせながら
 ひたすら天をめがけて進む
 凧は
 空のマリオネlットでしかないのか
 凧よ

 凧は
 つねづねだれの手にもかかわらず
 自由な意思で生きたいと
 風が吹かなくとも
 つながれた糸がなくとも
 凧は
 コンドルのように 見上げる山脈を一気に飛翔し
 渓谷をかいくりたいのだと
 凧よ

 凧は
 終生凧であることに悔いない
 といえば嘘になるであろう
 凧は
 凧をしばりつけてる不法な権力の綱なら
 おのが身をよじり 傷つけても
 切り離したいのだと
 凧は

 凧よ!
 
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